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ナマズと共に過ごすエクスクルーシブな1週間

2016/01/28

インドネシア

どうも!僕だよ!

今回は1週間の間、ナマズとのワクワクドキドキな同棲生活をすることになったすみもとの様子を記したいと思います。

えっ、ナマズ?

インドネシアではナマズをけっこう食べます。
街のいたるところで「Lele(ナマズ)」って書いた看板を見かけますし、国策としてナマズの養殖を勧めているようです。

日本ではあんまり食べることのないナマズですが、戦後には食料とするために輸入して放流していた過去もあるようです。優秀な食材なんですね。

そんなわけで、僕のいる職業訓練校にもナマズ養殖コースがあるわけです。

出荷を見学してきた!

現在のすみもとは、インドネシアの障害者向け職業訓練校でPCインストラクターをしてます。

朝、自分のデスクに向かってると、
なにやら同僚が「Ikan Lele! Ikan Lele!」と。
何かと思ってついていくと、ナマズの出荷が行われてました。

「ここの養殖ってナマズだったんだ!(びっくり)」

水槽の水を抜いて、スタッフ総出で捕まえます。
ぬるんぬるんです。

片足の子もがっつりナマズを捕まえてます。
体幹がつよい。

袋に詰めて出荷。
ちらっと計算してみると1匹40円くらいになるみたいでした。

「ダイスケ!食べてみろ!」
と言われ、1袋もらってきちゃいました。

ナマズとの戦いが始まる

さっきまで、どろんどろんな水槽にいたナマズなので、しばらくは泥抜きしてみることにしました。ナマズをキレイな水にいれてフタをしておきます。

とりあえずは一段落。「そんなに生魚を捌いたこと無いのにいきなりナマズかー。」と不安を感じつつ、ナマズの捌き方動画を見ながらぼんやりしてると、何やら物音が。

ネコかな?それとも近所のお兄さんかな?
と思って音のする方へ向かってみるとそこには……


「よう、俺だよ。」

何で出てきたんだよ!

ナマズは超つよい

何度ナマズをバケツに戻しても、そのジャンプ力でバケツから飛び出してきます。フタに重しを乗せてみても、何度も体当りしてフタのずれたところから飛び出してきます。

ナマズとの戦いを終え、ようやく就寝。
朝起きて、水浴びして、さぁ出かけるかと思ったら……


「よう、おはよう。」

何で出てきたんだよ!


一晩、水のないところに居たにもかかわらず、水に入れるとすぐ元気になるナマズ。ナマズつよい。超つよい。そら養殖に向いてるや。でももう、敵う気がしない。

この時の絶望してるすみもとのツイートが以下になります。


かなりキテます。

ナマズは美味かった

へにゃへにゃなナイフしか持ってなかったので捌くのは大変でした。
なんとか捌いて揚げてみた。

普通は丸揚げで食べるみたい。

フィッシュ&チップスも作ってみた。


その後もいつまで経っても元気なナマズ。何度バケツにナマズを戻したかわかりません。最終的に1週間くらいで食べきりました。
身は淡白な白身。どんな味付けも合いそうです。

聞いてみたところ、ナマズは3ヶ月くらいで出荷になるそう。水槽は3つあるから、今後は月1ペースでナマズとの再戦がありそうです。

次はもっといい武器(包丁)を用意して、戦いに備えます。


ぜひ、ナマズを貰った時の参考にしてください。


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