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インドネシアに居たらちょうど皆既日食が見えた。

2016/03/15

インドネシア

ナシゴレン食ってたら遅くなりました!

前回の記事パレンバンでは皆既日食が見れます!の続きです。
皆既日食の動画撮ったよ!

皆既日食レポート!

なんだかんだあってインドネシア・パレンバンに住んでいる住本。
2016年3月9日の皆既日食がちょうど見れる地域に入っていたのでみんなで見に行ってきました。

インドネシアへの日本の戦後補償で作られた、アンペラっていうでっかい橋に行きます。

いい場所が取れたぞ。
なんたって、まだ朝4時前だからな!

皆既になるのは7:20ごろ。ちょっとウロウロします。

橋の中央はちょっとしたレストランになってました。
海外から来たお客さんで予約はいっぱいみたい。

小腹がすいたので屋台を冷やかします。

肉団子の串焼き(BAKSO)

「日本人がバクソー食ってる」って珍しがられて写真撮られたりしました。

そうしてるうちにだんだん明るくなってきました。
それにつれて橋の上にも人がいっぱいに。
食が始まるころにはこんな状態!

橋は大丈夫か!?

そこは危ないと思うよ!

ドローンも飛んでた。

船の上から見物する人たちも!


結構曇っていたので、食の最中もなかなか太陽が見えませんでした。

太陽が見えた!→日食グラスを手に取る→太陽を直接見たせいで目がかすんで見えない→目が慣れてくる→隠れてもう見えない
みたいなのを何度も繰り返してました。

ただ今回は皆既日食!
太陽が直接見えなくっても、全部隠れりゃ空もえらいことになるはずです!

7:15ごろ。このころから急激に空が暗くなっていきます。

これがすごいの。
よく「1秒ごとに表情を変える」みたいな表現がありますが、
これはホントに比喩じゃなくそれ。

普段は何時間かかけてやってくる夜が、ほんの何分かに凝縮されてやってきます。何十倍速かで体験する夕暮れ時。あまりに異様で、なんだか分かんないけど笑けてくる。

そのうち地平線のあたりが夕焼けっぽくなっていきます。
皆既日食の時は普通の夕焼けと違って、太陽が一方向に沈むのではなく僕らのいる街だけがピンポイントで月の影になっています。んで、水平線すべてが夕焼け空になるわけです。これがまたすごかった。

ただもう、1秒ごとに空の状況が変わるからどこ向いていいんだかわからない。太陽のあたりも気になるし、あっちの水平線もこっちの水平線も気になる。何がなんだか分かんなくなってとりあえず「こんばんは!」って叫んでるインドネシア人も気になる。
住本の体を何分割かしてあちこち観測できたらよかったのになぁ。

ぐんぐん空は暗くなっていき、いよいよ7:20、皆既日食です。
皆既の間の約2分間は街灯が必要なくらいの明るさに。
おたけびを上げたあと、ちょっと涙目になったりしました。
橋の上はぎゅうぎゅう。歓声が鳴りやみませんでした。

しばらくすると皆既が終わり、だんだん明るくなってきます。
明るくなるのがまた早い。
さっきまで夜だったのが、2分くらいで朝になるんです。
この時はなんだかみんな安心したような声を上げていました。

皆既日食のビデオ撮ったよ!

皆既になる直前~皆既までを撮影しました。
2分ちょいの動画ですが、前半と後半で全く違う空が見れると思います。


このあとは、上海から来たって人たちと記念撮影したり、
じゃかるた新聞の取材を受けたり、
渋滞でとんでもないことになった道路を歩いて帰ったりしました。

また見たい!

なんていいタイミングでインドネシアに来れたんだろう。
今度は晴れてるときに見たいなぁ。

今年のインドネシアのもう一つの皆既日食スポット、
スラウェシ島で撮影されたKAGAYAさんの写真。
こっちは良く晴れてたみたいです。
こういうの直接見れたらなー。

今度は2017年にアメリカでいい具合に見れるらしいです。


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